【生成AIとの付き合い方】中高生はどう向き合うべき?東大・吉田先生の講義から学んだこと

生成AIが働く様子 家庭でできる学習サポート
生成AIが人間に代わって仕事をする様子

ChatGPTの登場からわずか数年。生成AIは瞬く間に世界中に広がり、私たちの生活や学び方に深く入り込んでいます。便利である一方で、フェイク情報や著作権、依存のリスクも無視できません。
特にこれから社会に羽ばたく中高生にとって「生成AIをどう使いこなすか」は重要なテーマです。この記事では、東京大学・吉田塁先生の「生成AI講座」を視聴して感じたことを、保護者目線でまとめました。

生成AIが当たり前の時代に

ChatGPTがリリースされたのは2022年11月。
そして2025年9月現在、最新モデル「GPT-5」が登場し、世界の利用者数は7億人とも言われています。今や「生成AIを使えるかどうか」で、学び方・働き方・暮らし方にまで影響が出る時代。

ただし、生成AIにはリスクもあります。
フェイク動画や詐欺利用、著作権の侵害、個人情報の漏えいなど、気をつけなければならない点は多々あります。親としては「こどもたちがどうAIと付き合うべきか」を考えざるを得ません。

東大・吉田先生の「生成AI講座」とは?

メタバース工学部ジュニア講座
https://www.meta-school.t.u-tokyo.ac.jp/junior/

講義を行っているのは、東京大学大学院工学系研究科吉田塁准教授
「メタバース工学部ジュニア講座」では、小学生から保護者・教員までを対象に、生成AIの基礎から応用、リスクまで幅広く解説されています。

・ライブ配信による双方向のやりとり
・教員向けには7時間を超える講座も
・初学者にもわかりやすい丁寧な説明

どの対象向けでも、質問にしっかり答えてくださる姿勢が印象的でした。特に小中高生からの質問の鋭さには驚かされます。

講義で学べるポイント

吉田先生の講義では、以下のようなテーマが扱われています。

生成AIとは何か?基本的な仕組みと機能

・AIが苦手とすること(ハルシネーションなど)

・将来の仕事やキャリアへの影響

倫理的な課題(著作権、安全性、依存など)

・「生成AIとどう付き合うか」という考え方

対象者に応じて説明が工夫されており、保護者や教員にとっても学びが多い内容でした。

中高生が気をつけるべきこと

講義を受けて、こどもたちが生成AIを使う際に気をつけたいポイントを整理すると、次の通りです。

・生成AIは万能ではなく、間違えることもある

・あくまで「人間が主」であり、ツールとして使うことが大切

・活用次第で学習効率や作業効率を大きく上げられる

・ただし、著作権や情報管理には細心の注意が必要

つまり「便利だから使う」ではなく、「リスクを理解したうえで活用する」ことが大切です。

保護者として感じたこと

私自身も仕事や日常で生成AIをよく使います。検索や資料作成、アイデア出しなど、すでに生活に欠かせない存在です。
今回の講義を通じて改めて感じたのは、こどもたちがAIに依存するのではなく、主体的にAIを活用できるようにサポートする必要があるということ。

生成AIは進化のスピードが早く、今後さらに教育や社会に浸透していくでしょう。だからこそ、早い段階で「AIとの正しい付き合い方」を学ぶことが、将来の安心にもつながるはずです。

まとめ

  • 生成AIは今後ますます社会に浸透していく
  • 中高生こそ「AIをどう活用するか」を考えることが必要
  • 吉田先生の講義は、親子で学べる内容が多くおすすめ
  • 保護者としては、こどもが正しくAIを扱えるように伴走する姿勢が大切

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