【保護者目線で大学探し】オープンキャンパスに参加しました(東京理科大学経営学部編)

OpenCampus オープンキャンパスのレポート

高校生の夏の恒例イベントといえば、オープンキャンパス。子どもにとっては進路を考える大切な機会であり、保護者にとっても「大学の雰囲気」や「進学後の学び・就職の実態」を知る貴重な場です。今回、娘とともに東京理科大学経営学部(神楽坂キャンパス・富士見校舎)のオープンキャンパスに参加しました。実際に足を運んで感じたキャンパスの雰囲気、模擬講義や保護者説明会の内容、そして保護者の目線からの気づきをレポートします。

オープンキャンパス参加のきっかけは学校からの課題

夏休み。娘の高校から出された課題の一つは「オープンキャンパスに参加し、レポートを作成すること」。
その一環として、東京理科大学経営学部のある神楽坂キャンパスを訪問しました。

神楽坂キャンパスは、JR中央線の西側に理学部・工学部の校舎が、東側の富士見校舎に経営学部があり、両者の距離は徒歩10分強。富士見校舎はやや離れているため、いわゆる「大学キャンパスらしい一体感」は少し薄いかもしれません。
ただし、周囲には千代田区立九段中等教育学校や暁星中学校・高等学校が立ち並び、日本武道館や靖國神社も徒歩圏内。活気ある街並みの中にある立地は、むしろ魅力的にも感じられました。

オープンキャンパスの様子

東京理科大学のオープンキャンパス(以下OC)は、事前申込制。当日は、悪天候にも関わらず、学園祭かと思うほど大盛況。来場者は高校生だけでなく親子連れも多く、保護者の関心の高さがうかがえました。 校舎内は、学生スタッフの方々が揃いのTシャツで受付や誘導を担当しており、とてもスムーズ。受付では立派なパンフレットに加え、お茶や水のペットボトルも配布され、細やかな配慮を感じました。

模擬講義と保護者説明会

事前予約制の「模擬講義」では、特に「投資ゲーム」が早々に満席になった様子。娘は「金融工学」を受講しましたが、高校生には難易度が高くても、大学らしい講義の雰囲気を体験できました。 一方、保護者向けの学校説明会にも参加。大学の魅力だけでなく、大学選びの指針まで教えていただけたのはとてもありがたく感じました。 印象に残ったポイントを挙げると:

  • 数学はすべての入試で必須(総合型選抜でも必要)
  • 理工系は就職に強い
  • 入試方式は多様で、共通テスト利用・一般入試・推薦など幅広く選べる
  • 高校段階の基礎学力を重視
  • 英語資格の取得も推奨(スコア重視・出願条件に含まれる学科あり
  • 就職率の高さ、研究実績(論文数・外部資金獲得力は全国私大4位)
  • 経営学部は「数字に強い文系」として大手企業から高評価
  • 就職先は情報通信が最多、次いで金融・メーカー。国際デザイン学科は商社にも多数
  • 学費は4年間で約457万円+教科書代年間16〜20万円
  • 奨学金制度も充実

保護者目線で感じたこと

まず、多くの学生スタッフが丁寧に対応してくれたことが印象的でした。特に高校生対象の相談ブースは行列ができるほど盛況で、学生さんが親身にアドバイスしていたのが好印象です。 また、大学としても「社会に羽ばたける人材を育てる」という姿勢を強く感じました。 立地面では、神楽坂という都心に位置することで、企業や官公庁との連携や就職活動に有利だと感じます。一方で、通学ラッシュや校舎の狭さは気になる点でした。

とはいえ、東京理科大学に入学できれば、専門的な学びと充実した環境の両方を得られるのではないかと期待が高まりました。

今後も経営学部に限らず、東京理科大学の動向に注目していきたいと思います。

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